【研修経験者からのメッセージ】高知医療センター

　みなさん、はじめまして。平成25年卒の浦田知宏と申します。
　初期研修2年、その後血液内科レジデントとして2年高知医療センターで研修してきました。
　研修病院としての魅力は、ほぼすべての科が揃っていること、またそのそれぞれが高度な医療を行っていることです。初期研修の2年間で幅広い知識と技術を身につけられます。各科に指導医がおり、親身になって指導してくださいます。あれがしたい、これがしたいという希望を可能な限り叶えてくれるためとても実りのある研修になります。もちろんそこにプレッシャーは伴いますが、貴重な経験ができ、今後の自信になるでしょう。また当院は三次救急施設であり、救急科研修や当直では軽症の方から重症の方まで様々な患者さんの診療に携わることができます。ちなみにドクターヘリが当院から離陸しているため救急の研修医は同乗もできます。めちゃくちゃ緊張します。
　血液内科の視点でみると、当院は県内でも屈指の症例数で、血液疾患に対する積極的な造血幹細胞移植を行っている数少ない施設の一つです。最近は臍帯血移植も行えるようになり、提供可能な医療の幅が広がっています。また地域がん診療連携拠点病院でもあり、各科・各病院の連携の下、人と人との関わりを大切にする診療も学ぶことができます。
　私が当院を選択した理由は、岡山大学の関連病院でかつ地元であった点が大きいですが、出身地や出身大学を超えた様々な出会いがあり、今後の医師生活の礎となるとても良い研修ができたと思っています。
　まずは一度、見学に来てみてください。