2/1-3,当科同門の北海道大学 豊嶋崇徳先生会長のもと,第40回日本造血細胞移植学会総会が開催されました。
1日目は当科大学院生の三道先生が5-ALA+可視光線照射による新たなGVHD治療法の基礎研究を,碓井先生が同種移植症例のMaltophilia菌血症死亡リスク解析を発表しました。また臨床栄養部の庄野さんが,同種移植症例のたんぱく質充足率と入院日数の解析を発表し,ガイドライン化するためにもぜひ論文化を!と注目を集めておりました。
1日目のポスターセッションでは,看護師の三島さんが同種移植症例の94%に口腔粘膜障害が発症し,82%がオピオイドを使用したなどの現状を報告しました。当科の佐伯先生が解析を指導し、とても分かり易くまとめられていました。
3日目,移植病棟の小野師長が看護シンポジウムで人材育成の課題と取り組みについて講演しました。ポスターセッションでは岡本先生が同種移植顔再発に対する2nd HSCTの解析を,坂本先生が同種移植後の薬剤関連脊髄炎について発表しました。今回は岡山第二内科グループが座長,演者など様々な場面でコミットし,とても充実した学会となりました。