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【研修経験者からのメッセージ】姫路赤十字病院

姫路赤十字病院臨床研修医 2 年目の藤原悠紀です。
当院は西播磨地域の中核病院であり、姫路市内で最多の病床(555 床)を有する病院です。したがって、科を問わず経験できる症例は多種多様でユニークに富んでいます。一方、研修医数は 1 学年 10 人(2015 年度より 14 人)と適当な人数であるため症例の取り合いになることはほとんどありません。各科の指導医の先生方は教育熱心な方が多いので、日々勉強になることばかりの研修生活を送っています。
当院の研修プログラムを一言でいうと「自由度が高い」に尽きると思います。必修科目は最小限に抑えられ、自分の将来を見据えたプログラム構成を自分で作るようになっています。また、採用時に伝えた志望科を研修する中で変更することも可能です。勉強の環境は充実が図られており、2 週間に 1 回研修医セミナーが開催されていますし、年に 2 回まで学会参加も認められています。また、科ごとに論文の抄読会も定期的に開かれています。
一方、研修の中で大きな比重を占めるのが救急当直ではないでしょうか。当院は 2 次救急指定病院であり姫路市内の輪番制度にのっとって救急当番を担っていますため日ごとに症例の数や質は異なりますし、3 次救急病院ではありませんので重症交通外傷など経験できない症例もあります。当院の当直体制は一般救急当直、小児科当直、産婦人科当直、麻酔科ICU 当直に分かれており、研修医はその月に回っている科に応じてそれぞれの分野の副当直に入ることになっています。小児科当直は月 5 回ありますが、他の当直は月 2-4 回程度です。上級医とともに当直業務を行いますので、大きな不安なく仕事を行うことができると思います。
当院の研修医は 1 年目、2 年目合わせて現在 21 名ですが、研修医には研修医専用の部屋があります。上級医の目を気にすることなく勉強したり自分の思うままの時間を過ごし、研修医間で診断や治療について日々議論を繰り広げています。仕事が終わればみんなでご飯に行ったり、たまには旅行に行ったりと、いろいろ大変なこともありますがおおむね楽しい研修生活を送っています。
最後になりましたが、当院は若い医師が多い病院であり、教育にも盛んに取り組んでいる病院です。コメディカルのレベルも高く、より良い医療を提供する意欲にあふれる人ばかりで働いています。当院にご興味のある方はぜひ一度見学にお越しください。各科で実習も受け付けておりますので、6 年生の方は実習も歓迎です。




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