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【研修経験者からのメッセージ】岡山赤十字病院

 こんにちは。平成21年卒業の小田尚廣と申します。現在は岡山大学病院呼吸器・アレルギー内科の病棟医として働いています。私は初期研修医から後期研修医(呼吸器内科)まで卒後5年間岡山赤十字病院にお世話になりました。非常に良い研修が出来たと思っており、皆様にその一部でもご紹介出来れば思います。
 初期研修の間は、common diseaseを中心に幅広い疾患を経験し、救急対応も出来るようになることが重要と考えています。岡山赤十字病院はまさにそれに適した病院です。内科については一通りの診療科が揃っており、各科をローテートすることによって多くの症例を経験することが出来ますし、各科の垣根は低く相談もしやすいです。月に4回程度救急当直がありますが、1年目の間は先輩医師とともに、2年目からはfirst callとして診療に当たります。3次救急まで受け入れている病院なので、walk inから重症の救急搬送まで、様々な症例を経験できます。この救急外来が初期研修医にとっては素晴らしい経験の場となります。研修医が前線に立ち自ら手を動かすことが出来る環境であり、内科医師は研修医も含め2~3名、他に外科系、CCU、ICU、小児科の医師が並直しているので、バックアップも万全で、1人で困るようなことは決してありません。当直回数は月4回までで、体力面でも疲弊することはなく、同僚も多く(1学年14名程度)、心身ともに充実した研修生活を送ることが出来ると思います。
 後期研修については、専門研修だけでなく、内科ローテートや院外研修を行うことが出来ます。私は感染症に興味があり、亀田総合病院感染症科で院外研修を行いましたし、他にも東京国際医療センター感染症科、国立がんセンター東病院呼吸器内科、緩和ケア専門病院などで院外研修を行った同僚がいます。私が3年間お世話になった呼吸器内科ですが、別所部長をはじめとする優秀なスタッフから、素晴らしい指導を受けることができます。後期研修医も1年目から外来を持たせてもらい、初診から入院、治療、退院後の外来フォローまで一貫して患者さんと関わることができます。入院担当患者は大体10~15名で、疾患は肺癌が最も多いのですが、呼吸器感染症、間質性肺炎、喘息、COPDなど多岐に渡ります。肺癌については臨床試験にも積極的に参加しており、エビデンスに基づいた診療はもちろんのこと、エビデンス構築の一端に関わることも出来ます。緩和ケア病棟が併設されているのも売りで、緩和ケアチームと協力してより良い診療を目指しています。また、気管支鏡検査件数は岡山大学関連病院随一で、非常に多くの手技を経験できます。更に、気胸センターまであり、数多くの気胸患者の紹介を受け、呼吸器外科と共に診療しています(おそらく内科医としてこれ程気胸症例を経験できる病院はあまりないのではないでしょうか)。確かにそれなりに忙しいのですが(救急も多いので、ICUに呼吸器内科の患者が数人並んで入室しているという光景も…)、呼吸器内科医として本当に幅広く経験を積むことが出来ると思います。
 内科、呼吸器内科に興味のある方は、是非、岡山赤十字病院での研修を考えてみては如何でしょうか。初期研修、後期研修ともにおすすめです!
2014年12月13日