第79回日本血液学会学術集会が10/20-22,東京で開催されました。
10/21,中村真先生が末梢血幹細胞採取におけるクエン酸中毒について,杉浦弘幸先生が生着不全に対するdexamethasone palmitateについて,廻勇輔先生が中国中央病院から症例報告を2演題,西森久和先生が自己血採血における血管迷走神経反射について,それぞれ発表しました。
懇親会では,多くの同門の先生方が顔を合わせ,近況を共有し,木崎昌弘会長を囲んで交流を深めました。
10/22,四国がんセンター 吉田功先生が、末梢性T細胞性リンパ腫(PTCLs)に対するDA-EPOCHの多施設臨床第Ⅱ相試験(West-JHOG PTCL0707)の結果を発表しました。41例の年齢中央値は64歳と高齢にも関わらず、奏効率は78%、2年全生存率は73.1%と良好な成績でした。同門の先生方を中心としたグループでの前向き試験が結実しました!GVHDのシンポジウムでは松岡先生がグループで進めているマウスモデル、臨床検体を用いた最新のデータをご発表されました。三道先生は、松岡先生のご発表データにもあった「同種移植後のATL細胞の表現型」について、さらに藤原悠紀先生は、「岡山市民病院でアザシチジン治療をした102例のMDS症例に対する予後因子解析」を発表しました。