大学院生の寺尾先生の論文が、Blood Neoplasia誌に採択されました。おめでとうございます！
Three-year follow-up of low-dose, early-start gilteritinib maintenance in posttransplant patients with R/R FLT3mut AML | Blood Neoplasia | American Society of Hematology
Toshiki Terao, Ken-ichi Matsuoka, Takumi Kondo, Yoshinobu Maeda
再発・難治性FLT3変異AMLに対して移植後早期の低用量のギルテリチニブ維持療法の有効性を以前に示しておりますが (Blood Adv 2023), 今回は3年の観察期間の結果を報告しております。ギルテリチニブ群では3年全生存率85.7%、無再発生存率85.7%と良好な成績が得られ、非投与群よりも再発率が有意に低い結果でした。2年以上の長期維持療法の有効性が示唆されるとともに、慢性GVHD管理の重要性も今回初めて指摘しております。
