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【病院紹介】岡山ろうさい病院

岡山ろうさい病院

岡山ろうさい病院は、20 科 358 床を有する岡山市南部の総合病院です。平成 25 年 4 月に新しい病院に建て替わり、名称も「岡山労災病院」から「岡山ろうさい病院」に変わりました。岡山市南部、玉野市、瀬戸内市などを医療圏として、地域の急性期医療の中心を担っています。平成 8 年から日本内科学会教育病院になりました。
内科系の科は、「内科」「消化器内科」「呼吸器内科」「循環器内科」と、平成 24 年度から新設された「腫瘍内科」の 5 科で構成されており、「内科」は、主に血液疾患と糖尿病の診療を行っています。標榜はわかれましたが、元々当院の内科系各科の医師は多くが岡山大学医学部 血液・腫瘍・呼吸器・アレルギー内科学の同門であり、同じ“内科医”として一緒に仕事をしています。そのため、当院の内科研修は以下に述べるような特徴があると思います。
・どの科を回っているときでも、午前中の検査(消化器内視鏡検査や超音波検査)や救急当番にあたります。
・どの科を回っているときでも、救急当番や当直で初期対応した入院患者さんを最後まで診ることができます。
・症例カンファレンスは研修医が担当症例をプレゼンテーションしますが、内科系全体で行うので、いろいろな立場からの意見がいただけます。
たとえば、呼吸器内科を回っている A 君のスケジュール例ですが、

午前心エコー腹部エコー救急当番胃内視鏡
午後救急当番
症例カンファレンス抄読会(隔週)

と、いう感じです。
もちろん、内科の各科にはそれぞれの専門医がいますので、一般的な疾患ばかりでなく専門性の高い疾患や希少疾患もしばしば診ることになり、学会発表の機会も多いです。また、各科ごとに専門的なカンファレンスも行われています。
研修医には、研修医単独の部屋で個別の LAN 環境が提供され、病院契約の「メディカル・オンライン」や「プロシージャ―ズ・コンサルト(動画解説付き臨床手技データベース)日本語版」によるオンライン検索・閲覧が可能です。当院は中規模病院という特性から、内科系以外の各診療科との連携もよく、
研修医も初期 10 名程度、後期(病院全体で)10 名程度と、ほどよい人数が集まっています。それだけに各科研修医どうし相談し合いながら仕事をしています。
岡山ろうさい病院での研修をお勧めします。どうぞ気軽にコンタクトしてください。

コンタクト先: 矢野 朋文 tmyano@*
岸本 卓己 nakisimt@*
(*@以下はokayamaH.rofuku.go.jpです)

(文責 矢野 朋文)